頭上空間の利用

診断テストのトップメーカーはFlexLinkのX45コンベア・プラットフォームを採用し、安全で、信頼性が高く、規制要件に完全に準拠するアッセンブリ・ラインを導入し、貴重な床面積を解放しました。

頭上空間の利用

お客様は診断ラボや臨床検査施設向けの生体外診断テストのトッププロバイダーで、ノルウェーのオスロにある生産施設に新しいアッセンブリ・ラインを設置しました。極めて繊細な製品ハンドリングが求められるため、カートリッジをアッセンブリ・ラインからフローパック梱包機まで搬送する手段としてX45コンベア・ソリューションが選ばれました。

頭上搬送

ウェッジコンベアによる垂直搬送を採用したソリューションは、大半のコンベアを頭上に配置して床面積を解放します。50個/分の容量を達成し、各製品を安全かつ繊細にハンドリングできます。さらに、このX45ベースのソリューションは、騒音レベルとエネルギー消費も低減します。

安全と品質

医療機器業界の要求に対応するため、新しいコンベア・ソリューションは、高いレベルの安全基準と品質要件を達成する必要がありました。FlexLinkは、CFR 21 Part 820品質システム規定およびISO 13485医療機器標準に準拠するシステムを設計しました。さらにこのシステムは、リスク管理プロセス、機能リスク評価、ドキュメント管理、変更管理および適格性などのGAMP(自動化製造実践規範)ガイドラインにも準拠しています。結果として、効率性と信頼性の高いコンベアシステムで安全な製品ハンドリングを確保し、現場の混乱を最小限に抑えることで、お客様に満足いただける成果を達成しました。