箱やカートンの丁寧なハンドリング
ヨーロッパ最大のタバコ生産グループがポーランド企業を買収した際、新たに機械を導入し、工程を変更しましたが、既存のラインとリンクする必要もありました。グループ内の推薦で、FlexLinkが選ばれ、統合に協力することになりました。
変更の必要性
この生産者は、新たに設置された機械をプロセスラインに統合するために、搬送システムへの投資が必要となりました。サプライヤー候補は、システムの柔軟性、手作業によるパッケージングの排除、機器の分かりやすい操作など、複数の要件を満たす必要がありました。
「最初はプロの手法を採用しました」と、お客様の設計スペシャリストは振り返ります。「2社の入札がありましたが、結局、すべての要件を満たしたのはFlexLinkだけでした。FlexLinkは、最先端の技術とともに、産業オートメーションの統合ソリューションで豊富な経験を有しています。また、グループ内の海外工場に導入されているFlexLinkシステムを実際に確認できる点もメリットの1つでした」
丁寧で傷のリスクを排除したハンドリング
FlexLinkは、ボックス、カートン、パック用のコンベアシステムを納入しました。たばこのパックはデリケートで、取り扱いには細心の注意が必要です。損傷や傷を防ぐために、独自のフロックチェインが選択されました。このチェインのフロック加工された表面により、壊れやすいパッケージを傷つけずにパッケージング機械に送ることができます。
コンベアは、たばこのボックスやパックを2.5mの高さで搬送するため、床の高さでは製造エリアを妨害しません。梱包機からカートンとパッケージを回収するコンベアにはローラークリートが備え付けられていて、製品を必要な高さまで持ち上げます。傾斜した部分にフリクションチェインを取り付けることで、搬送物の滑りを防止します。
手作業でのパッケージングが不要に
「FlexLinkから、短時間で簡単に構成変更できる柔軟なモジュール式システムが納入されました。このソリューションは、生産プロファイルが頻繁に変更されるたばこ工場に最適です。さらに、コスト効率化のために重要なのは、手作業でのパッケージング工程を排除することでした」と設計スペシャリストは語っています。
「FlexLinkは信頼できる頼もしい企業です。今後も間違いなく、システムのエンジニアリングをFlexLinkに依頼するでしょう」と締めくくります。